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インド・ラダック連邦直轄領

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新型コロナウイルスの世界的な流行で、ずっと海外へ旅が出来なかったが
2023年(令和5年)7月に、3年ぶりに海外を旅する事ができました。


旅した期間:2023年(令和5年)7月
旅した場所:インド共和国・ラダック連邦直轄領


「01:インド・ラダック連邦直轄領」から順番で、
「23:インド・ラダック連邦直轄領」まであります。
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■インド共和国(Republic of India):基礎データ

・国名:インド共和国(Republic of India, Bharat Ganarajya)
・首都:ニューデリー(New Delhi) 最大都市はムンバイ
・人口:14億756万人(2021年世銀資料)
・面積:328万7,469平方キロメートル(インド政府資料:パキスタン、中国との係争地を含む)
      (2011年国勢調査)(世界第7位)
・通貨:「インド・ルピー」英字では「Rs」と、ISO 4217では「INR」と表示される。
     補助単位として「パイサ(単数:Paisa、複数:Paise)」があり、1ルピー=100パイサである。
     単位はRsで、2010年からはRsに変わる記号として₹が使われています。
     ★2023年6月20日:1インド・ルピー = 1.73 円
・時差:日本より3時間半遅れ(-3.5時間)。
     日本の正午はインドの8:30。サマータイムの採用はない。
・言語:ヒンディー語が公用語で、補助公用語は英語。
     ほかに憲法公認の21の州の言語と844の方言がある。
・宗教:ヒンドゥー教徒(80.5%)、イスラーム教徒(13.4%)、キリスト教徒(2.3%)

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【ラダック:Ladakh】

インド・ラダック連邦直轄領

Ladakh(ラダック) とは
インド北西部、ヒマラヤ山脈とカラコルム山脈に囲まれた、
標高3500メートルの地に広がる「チベット世界」ラダック。
荒涼とした茶褐色の大地、乾いた大地に恵みをもたらすインダス川、険しい山々…。
そこには古来からの信仰を守りつつ、厳しい自然と共に生きる人々が暮らしています。
その歴史の中でインドに併合されたために文化大革命の影響を受けず、
今やチベット文化をどこよりも色濃く残す数少ない貴重な場所となっています。


主都:Leh(レー)
行政区画:2県
面積:合計・59,146 km2
最高標高:(サルトロカンリ[Saltoro Kangri]) 7,742 m
最低標高:(インダス川) 2,550 m
人口:(2020年)• 合計 289,023人
言語 • 公用語:チベット語、ウルドゥー語、ラダック語、ヒンディー語

ラダック(英: Ladakh、チベット語: ལ་དྭགས་, la dwags)は
インド北部にある旧ジャンムー・カシミール州東部の地方の呼称。
広義には、ヒマラヤ山脈とカラコルム山脈に挟まれた一帯を指し、ザンスカールおよび、
現在パキスタンの支配下となっているバルティスターンを含む。
中華人民共和国との国境に接し、アフガニスタン北部にも近い。
中国が実効支配するアクサイチンも、かつてはラダックの支配下であった。
中心都市はレー (Leh)。

かつてはラダック王国という独立した仏教国であったが、
19世紀にジャンムー・カシュミール藩王国に併合された。
長らく、行政区画の名称としては使用されていなかったが、
2019年10月31日に発効したジャンムー・カシミール州再編成法に基づく
旧ジャンムー・カシミール州の分割に伴い、ラダック連邦直轄領となった。

ラダックの総人口のうち、46.6%はムスリム、39.7%はチベット仏教徒、
12.1%はヒンドゥー教徒である。
ラダックにはチベット仏教徒が多く、チベット仏教の中心地の一つとして有名である。
インダス川流域に、多くのゴンパ(チベット仏教の寺院・僧院)が存在している。
文化大革命で破壊された中華人民共和国のチベット自治区よりも
古い文化が良く残っていると言われ、特に曼荼羅美術の集積はチベット自治区を凌ぐとされている。

3,500mの山岳地帯に位置するラダックは、1974年まで外国人の立ち入りは禁止されてたこともあり、
現在では中国に占領されて、破壊されたチベット本土よりも
チベットの文化と伝統、生活感が残っていると言われています。

大きさは日本の約6分の1。人口は29万人の方が暮らしています。

★【入域許可証(パーミット):Inner Line Permit(インナー・ライン・パーミット)(ILP)】★

ラダック地方のあるインド最北の州、ジャム・カシミール州は
インドがパキスタン・中国と領土紛争を繰り広げてきた紛争地域でもあります。
ラダック地方のパキスタン・中国との国境付近を観光する際には
ILP(Inner Line Permit)と呼ばれる許可証を必ず取得する必要があります。

Inner Line Permitは略称を「ILP」と呼び、ただ単にパーミットとも呼ばれています。