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08:インド・ラダック連邦直轄領

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036_DSC01022Hラマユル僧院(ラマユル・ゴンパ:Lamayuru Gompa)のマニ車。

『ゴンパ』とはチベット仏教の僧院のこと。

※マニ車とは、主にチベット仏教で用いられる仏具のこと。

マニ車は円筒形で、筒の側面にはマントラが刻まれていることが特徴です。
マントラとは、真言を意味し、密教では仏に対する賛歌や祈りを象徴する
短い言葉として用いられています。
筒の中には巻かれた経文や真言が納められています。
1回転させると1回お経を読んだことになります。
 
マニ車の大きさは様々で、手に持てるような小型のものから、
寺院に配置されている高さ2m〜3mに及ぶ大きなものまであります。
また、大きさにより呼び方に違いがあり、小型のものは「マニ・ラコー」、
大型のものは「マニ・ラカン」と呼ばれます。

マニ車は、真言を唱えながら手で回転させると、回転させた数だけ
内蔵された経や真言を唱えたことと同じ功徳があると言われています。
また、大きさによっては千回お経を読んだことと同様の功徳を得られるというものもあります。

 しかし、回し方に決まりがあり、
 ・右回り(時計回り)に回すと功徳を得られる
 ・左回り(反時計回り)だと悪い業が生じてしまう
 と考えられています。ただ回すのではなく、回し方の決まりを守り
 必ず右回りに回すように!



037_DSC01029Hラマユル・ゴンパの僧侶とお孫さん

※チベット仏教の主流派であるゲルク派は僧侶の妻帯を禁じているが、
  ニンマ派とカギュ派は妻帯を認めている。



038_DSC01036Hラマユル僧院(ラマユル・ゴンパ:Lamayuru Gompa)

カルギル地区のディグン・カギュ派の総本山の僧院。

「ユンドゥン・タルパリン」という名前を持つ、カルギル地区の
ディグン・カギュ派の総本山の僧院です。

11世紀にこの地でカギュ派の開祖マルパの師匠である、ナローパがこの場所で瞑想したのがはじまりと言われ、現在でも200名の僧侶がこの僧院で修行を行っています。

また、リンチェンサンポが創建したと言われるセンゲカン(獅子堂)があり、内部にはナンパ・ナンツァ(大日如来)像や金剛界五仏の壁画が残っています。



039s_DSC01039Hラマユル僧院(ラマユル・ゴンパ:Lamayuru Gompa)

カルギル地区のディグン・カギュ派の総本山の僧院。



040_DSC01054Hラマユル僧院(ラマユル・ゴンパ:Lamayuru Gompa)
の壁画



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